\ 『満ちてゆく』初回盤にあります! /
藤井風さんの楽曲『満ちてゆく』は、映画主題歌としても注目を集め、多くの人々に愛されている作品です。
今回は、MVのロケ地や歌詞に込められた意味など『満ちてゆく』についての内容をお届けします!
\ ライブに行くならこちらもチェック♪ /
リリースはいつ?『満ちてゆく』の収録アルバムは?

この楽曲は2024年3月15日に配信リリースされ、藤井風のライブアルバムCD『Feelin’ Good』にも収録されています。
spotifyやレコチョク、アップルミュージックなどのサブスクサービスでも聴くことができます。
楽曲概要
『満ちてゆく』
配信リリース:2024年3月15日
作詞・作曲:藤井風
編曲・プロデューサー:Yaffle
ライブアルバムCD『Feelin’ Good』とは?
『Fujii Kaze Stadium Live “Feelin’ Good” (LIVE Alubm CD)』
発売日:2024年12月25日
『満ちてゆく』は、藤井風さんのライブアルバムCD『Feelin’ Good』の13曲目にも収録されています。
アルバムの収録曲は、2024年8月に日産スタジアムで開催されたライブの雰囲気をそのままに『花』『きらり』『旅路』などを含む全16曲。
シングルリリースされた『旅路』については、こちらの記事でまとめています↓
『満ちてゆく』の歌詞はどんな意味?楽曲の制作エピソード

『満ちてゆく』の歌詞には、どんな意味やメッセージが込められているのでしょうか?
藤井風さんは、人生において何かを手放すことで、心が満たされていくというメッセージを込めて、この楽曲を作り上げました。
この楽曲は、映画主題歌としてのオファーを受けて制作され、歌詞は藤井風さんがひとり教会に篭りながら書き下ろしたと話しています。
藤井風の歌詞と死生観
藤井風さんの歌詞には、死生観や命の儚さについて考えさせられる楽曲が多く『満ちてゆく』もそのひとつです。
変わりゆくものを受け入れ、手放すことで心が満たされるというメッセージは、風さんの深い死生観にも繋がっているように感じます。
藤井風さんの音楽や死生観についてさらに知りたい方は、雑誌 MUSICA(ムジカ)で詳しいインタビュー記事をチェックしてみてください。
映画主題歌としての『満ちてゆく』


『満ちてゆく』って何の主題歌になってたっけ?
『満ちてゆく』は、映画『四月になれば彼女は』のために書き下ろされた楽曲であり、作品の世界観をさらに深めています。
そして、藤井風さんにとって初めてのラブソングとしても話題になりました。
この楽曲には、「変わりゆくものを受け入れる」「手放すことで満たされていく」といった風さんらしいメッセージが込められていますが、映画のストーリーに寄り添いながら、“誰かを想う気持ち”を繊細に描いた歌詞が印象的です。
静かでやさしく、だけどどこか切ないメロディは、映画の余韻をさらに深く残してくれるような仕上がり。
まさに、映画の世界観と風さんの音楽がぴったりと重なり合った一曲です。
MV監督も務める山田智和監督
『満ちてゆく』のミュージックビデオを手がけたのは、山田智和監督。
これまでにも藤井風さんの楽曲『青春病』のMV監督を務めており、その美しく詩的な映像表現がファンの間でも話題を呼んでいます。
MVと映画、両方の世界観を監督としてつないでいる山田智和監督の存在も、この作品の魅力のひとつとなっています。
原作者・川村元気さんとの対話から生まれた一節
実は、映画『四月になれば彼女は』の原作者・川村元気さんから、
『満ちてゆく』の歌詞に“ブリッジパートを足す”という提案があったのだとか。
風さんがどのようにその言葉を受け取って、楽曲に落とし込んだのか。
興味がある方は、映画公式サイトの対談ページもぜひチェックしてみてください。
→ 川村元気×藤井風 特別対談はこちら
『満ちてゆく』MV監督は山田智和さん。英語部分の意味にも注目

映画『四月になれば彼女は』の主題歌として書き下ろされた『満ちてゆく』。
ミュージックビデオ(MV)もまた、映画と同じく山田智和監督が手がけています。
山田智和監督が藤井風さんのMVを手がけるのは、2020年の『青春病』以来。
今回の『満ちてゆく』においても、その美しい映像美と物語性は健在で、「智和監督以外考えられなかった」とスタッフダイアリーで語られています。
MVのテーマとして描かれているのは、“母と息子”の物語。
藤井風さんにとって初のラヴバラードでもあるこの曲を、監督は「母への愛」という視点で映像化しました。
映画のクランクイン直前に主題歌制作の相談があり、そこからこの楽曲が生まれたという背景も、MVと映画との深い結びつきを感じさせてくれます。
MVの冒頭に含まれている英語のナレーション部分は、下記の通りです。
things change, and we can do nothing about it
just letting go, feeling lighter, and becoming filled
Overflowing変わりゆくものは 仕方がないねと
手を放す 軽くなる 満ちてゆく
満ちてゆく
老人役は特殊メイクの藤井風さん本人
『満ちてゆく』のMVや配信ジャケットに登場するおじいちゃん——
実はこの人物、特殊メイクを施した藤井風さんご本人です。
MVでは、アメリカに住む日本人の“穣(じょう)さん”という架空のキャラクターとして描かれており、藤井風さんはこの役を一人で演じ切りました。
年齢設定は、25歳・60歳・80歳という三世代にわたり、風さんが演じ分けています。
演技力はもちろん、その役柄への深い没入感にも注目が集まっており、MV全体のストーリー性をより一層引き立てています。
母親役の女優は高橋マリ子さん
主人公・穣の母親、聡子役は高橋マリ子さんが演じています。
演技と映像構成から、母と息子の関係性が物語のキーとして丁寧に描かれており、視聴者にも深い印象を残します。
幼少期を演じたのは Akira Simoneau(アキラ・シモノー)くん
MVに登場する“幼少期の穣(ジョウ)”を演じたのは、アメリカ・ニューヨーク在住の子役、Akira Simoneau(アキラ・シモノー)くん。
MVでは10歳前後の無垢な少年が、母との思い出をたどるように街を歩く姿が印象的に描かれています。
また、2024年のNHK紅白歌合戦での藤井風さんの『満ちてゆく』パフォーマンスにも登場。
MV同様に風さんと共演し、その存在感と演技力で視聴者の心を掴みました。
『満ちてゆく』MVのロケ地はどこ?


MVのロケ地はどこなのかな?
聖地巡りしてみたーい♪
『満ちてゆく』のMVは、アメリカ・ニューヨークを舞台に撮影されており、映画の世界観と重なるような街並みが印象的に映し出されています。
MVに登場するロケーションについては、公式からの発表はありませんが、SNSや映像からの情報をもとに、訪れたファンによる“聖地特定”が進められています。
ここでは、MVに登場したとされる代表的なスポットをいくつかご紹介します。
旅行や聖地巡礼の参考にもどうぞ◎
T.J.Maxx SOHO店の前
MVの冒頭シーンでも映る場所として話題になったのが、ニューヨーク・SOHO地区のTJ Maxx前。
都会の喧騒と風さんの静かな歌声の対比が印象的です。
📍住所:483 Broadway, New York, NY 10013
🚇最寄り駅:6トレイン「Spring Street」駅
Clem’s(バーのシーン)
夜のシーンで登場するバー「Clem’s」。
落ち着いた照明の中で、風さんの視線がふと切なくなるような印象的な場面です。
📍住所:264 Grand St, Brooklyn, NY 11211
🔗公式サイトはこちら
Altenburg Piano House(ピアノ屋さん)
風さんがピアノと向き合うシーンで登場したのが、老舗のピアノ専門店「Altenburg Piano House」。
ピアノ好きにはたまらないスポットです。
📍住所:1150 E Jersey St, Elizabeth, NJ 07201
🚉最寄駅:Elizabeth(Penn StationからPATH Train)
🔗公式サイトはこちら
St. George’s Episcopal Church(教会)
風さんが歌詞を書き下ろした際、教会でひとり過ごしていたというエピソードも語られており、
この場所の静けさや祈りのような空気感が、楽曲の世界観にも反映されているように感じられます。
📍住所:800 Marcy Ave, Brooklyn, NY 11216
🚇最寄り駅:Gトレイン「Bedford-Nostrand Avs」
Calvary Cemetery(墓地)
MV終盤に登場する“墓地”とされているのが、クイーンズ地区のCalvary Cemetery。
“人生の終わり”を静かに見つめるような印象的なシーンです。
📍住所:49-02 Laurel Hill Blvd, Queens, NY 11377

『満ちてゆく』のライブパフォーマンスも話題!

『満ちてゆく』は、楽曲としての美しさはもちろんのこと、
さまざまなステージで披露されたライブパフォーマンスでも大きな注目を集めています。
紅白歌合戦での壮大な演出、Tiny Desk Concerts JAPANでの繊細なコーラスとの共演、
さらにはライブ会場での“客席との一体感”まで──
どの場面でも、風さんの音楽に込めた想いがまっすぐに伝わってくるのがこの楽曲の魅力です。
ここからは、それぞれの印象的なパフォーマンスについてご紹介していきます。
NHK紅白歌合戦での歌唱
2024年12月31日に放送された「第75回NHK紅白歌合戦」で、藤井風さんは『満ちてゆく』を披露し、大きな反響を呼びました。
このパフォーマンスは、MVと同じく“シナリオ仕立て”の演出で、舞台はニューヨーク。
夜明けの光に包まれた街並みを背景に、現地からの生中継で行われました。
演出には、風さんと共演した子役のAKIRAくんも登場。
まるでショートフィルムのような演技パートと歌唱を交えた構成は、ライブ演出も手がける山田健人監督が指揮を担当しました。
この美しくも静かなパフォーマンスに、多くの視聴者が心を打たれ、
「藤井風の音楽が持つ力」を改めて感じた瞬間となりました。
Tiny Desk Concerts JAPANでのパフォーマンス
2024年3月16日、藤井風さんはNHKの「tiny desk concerts JAPAN」に出演し、『満ちてゆく』を披露しました。
このステージでは、風さん自身のピアノと歌声に加え、にしなさん・Yo-Seaさんのコーラスが重なり、楽曲に新たな深みと広がりをもたらしています。
実は藤井風さん自身もtiny deskファンであり、これまでたくさんの演奏を観てきたとのこと。
そんな大切な場で、「コーラスは絶対に入れたい」という希望もあり、これまでのライブでは実現してこなかった構成に初挑戦。
風さんがリスペクトする2人のシンガーとの共演は、ファンの間でも話題となりました。
この特別なパフォーマンスは、以下の動画からぜひご覧ください。
MAJ 2025:レッドカーペット登場&『満ちてゆく』生パフォーマンス
2025年5月22日に京都・ロームシアターで開催されたMusic Awards Japan 2025(MAJ)にて、藤井風さんはアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』で最優秀アルバム賞(Album of the Year)を受賞しました。
当日はスーツとサングラス姿でレッドカーペットに登場し、大勢の注目を浴びながら会場へ。そして授賞式のステージでは、生演奏で『満ちてゆく(Michiteyuku)』を披露。
チャリティや映画など様々なシーンで愛されるこの楽曲は、音のひとつひとつに祈りが込められたような、静かな余韻を残す圧巻のパフォーマンスでした。
この瞬間は、公式YouTubeでも公開されており、大舞台での確かな存在感を改めて感じさせる一幕となりました。
ライブ会場で感じる『満ちてゆく』の特別な一体感
『満ちてゆく』は、ライブ会場でもファンとの深いつながりを生み出す楽曲です。
特に印象的なのは、サビに入るタイミングで、客席に自然と広がるスマホライトの光。
誰かが合図をしたわけでもないのに、ひとつ、またひとつと灯されていくその光が、
やがて無数の星のように揺れながら、風さんの歌声に寄り添っていきます。
その瞬間、会場全体が“ひとつの宇宙”のように感じられる。
そんな臨場感とあたたかさに包まれるのも、『満ちてゆく』がライブで愛される理由のひとつです。
『満ちてゆく』を自分で弾いてみたい!コードや楽譜はあるの?

『満ちてゆく』を、自分で弾いてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
藤井風さんの楽曲はピアノの旋律が印象的で、弾いてみるとその美しさがより深く感じられます。
この曲のコードや楽譜は、インターネット上でも公開されています。
また、YouTubeなどでも『満ちてゆく』のレッスン動画が増えているので、そうした教材を活用すれば、よりスムーズに演奏できるかもしれません。
藤井風さんの素敵な楽曲を弾きこなしてみてくださいね。
まとめ|『満ちてゆく』が映し出す、“愛”と“祈り”
いかがでしたか?
映画主題歌として誕生した『満ちてゆく』は、藤井風さんにとって初のラヴソングでありながら、その枠を超えて「すべてを包み込むような愛」と「ただ静かに祈る心」が込められた一曲です。
MVやパフォーマンスの演出にも細やかなこだわりが詰まっていて、聴けば聴くほど、観れば観るほど、じんわりと心に染み渡っていきます。
どこまでも優しく、どこまでも深く。
“愛すること”の本質を、音楽を通して届けてくれる——
そんな藤井風さんの表現に、これからも触れていきたいですね。
旅行やお出かけなどで音楽を聴くときには、藤井風さんとお揃いのピヤホンがおすすめ↓
音質がクリアなので、「耳元で風さんの声が聴けちゃう///」とSNSでも話題です♪
今回は藤井風さんの楽曲『満ちてゆく』についてまとめました。
それでは、
\ USツアーで被っていた!?ストローハット /

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