藤井風『きらり』がわかる!歌詞の意味とMVロケ地などポイントまとめ

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2021年5月3日にHEHN RECORDS、ユニバーサルミュージックから配信リリースされた『きらり』が2周年を迎えましたね。
おめでとうございます!

『HELP EVER ARENA TOUR』のBlu-rayでは、藤井風さんが『きらり』を歌う姿がとてもキラキラしていて素敵でした。
歌いながらダンスをおどる姿もかっこよかったです!

さて今回は、藤井風さんの楽曲の中でも人気の『きらり』についてまとめていきたいと思います。

紅白でも演奏されて注目を集めた『きらり』がどのようにして生まれたのか、歌詞や曲の制作背景、MVのロケ地などを調べてみました。

リリースはいつ?『きらり』の収録アルバムは?

楽曲概要

『きらり』

リリース日:2021年5月3日

作詞・作曲:藤井風
プロデューサー:Yaffle

2ndアルバム『LASA』とは?

『LOVE ALL SERVE ALL』

リリース日:2022年3月23日

『きらり』は、藤井風さんの2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL(ラブオールサーブオール)』の1曲目に収録されています。
アルバムの収録曲は、『きらり』と同時に制作されたという『旅路』や、『まつり』『青春病』などを含む全11曲。

初回限定盤は、全11曲のピアノカバーCD『LOVE ALL COVER ALL(ラブオールカバーオール)』と特製フォトブック(全52P)の特典付きです。

藤井風さんが出演されたラジオ番組では、「きらりがこのアルバムの方向性を決定づけた」と語られていました。

シングルリリースされた『旅路』については、こちらの記事でまとめています↓

『きらり』ってどんな曲?初めてのCMソング制作エピソード

Honda「VEZEL e:HEV(ヴェゼル)」のCMソング

『きらり』は、藤井風さんの楽曲の中で初めてのCMタイアップとして話題になりました。
制作時期は2020年の年末頃、HONDAから「Good grooveな曲」という依頼を受けて作られたそうです。
爽やかな曲調が車でドライブする雰囲気にぴったりですね!

『旅路』と同時進行で制作されており、『きらり』は曲が安産でMVが難産、反対に『旅路』は曲が安産でMVは難産だったと語られています。

『きらり』はドンキホーテで降ってきた曲!

「この曲は、わしの好きが詰まりまくってます」と語る解説動画では、「このコード進行が大好きで、わしが使いがちなコード進行」などサビの部分のコードの解説もされています。

この曲は、Aメロが「ドンキホーテで、もやしか何かを買うときに浮かんだ」そうです。
冒頭から作っていったと語られていました。

藤井風の曲作りは「全部メロディが先にできて、メロディに呼ばれる歌詞を探す」そうですが、「この曲は自分の好きな言葉が散らばっている」と歌詞へのこだわりも詰まっているようです。

ベジタリアンとしても知られる藤井風さん。
aahTツアーのヴィーガン弁当のエピソードについてはこちらの記事で紹介しています。↓

『きらり』の歌詞はどんな意味?本人解説まとめ

最初は英語の歌詞だった!?YouTubeで本人が解説

藤井風さんのYoutubeチャンネルでは、『きらり』の楽曲について解説する動画が公開されています。

キャッチーで印象的な『きらり』の歌詞ですが、最初は英語の歌詞だったそうです。
「saturday」「sunnyday」「suddenly」などが浮かんだが、日本語がよくて「さらり」にしようとなり、最後に「全てがきらり」というワードが出てきてタイトルを「きらり」にしたんだとか。

タイトルをひらがなにした理由が、「まるっこくてかわいいから」という理由がなんともかわいらしいです。

セルフライナーノーツ

2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』の発売に先駆けて行われた無料配信のListening Party
藤井風さん本人が、セルフライナーノーツを片手に収録曲について解説されています。
(↓動画は頭出ししています)

Honda VEZELのCMのおかげで誕生し、そして今までで一番、広いところまで届いてくれた曲。
しかもそれが、自分自身を表しているような、軽くて楽しいポップソングだったことはすごくラッキーだった。
より広く愛してもらえるような作品をずっと探してたから、ほんと歌詞のサビにあるように「どこにいたの 探してたよ」って感じ。

JST 21:30~ “LOVE ALL SERVE ALL” Listening Party

雑誌 MUSICA(ムジカ)で語られた「本質」とは

藤井風さんの完全読本として特集されたMUSICA(2022年5月号)では、これまでの楽曲やその生き方についてインタビューされていて、『きらり』についても取り上げられています。

予約を早期受付終了した店舗や、発売後すぐに売り切れてしまった店舗もあるというほど人気のMUSICA。

80,000字の壮大なボリュームなので、まだ読まれていない方はスマホからいつでも読めるKindle版をどうぞ↓

コード進行を変えた!?yaffleさんとのサウンド制作秘話

藤井風さんの楽曲は、Yaffleさんがサウンドプロデュースされています。

藤井風さんとYaffleさんが2022年5月1日に出演されたラジオ番組「J-WAVE SELECTION」では、『LOVE ALL SERVE ALL』に収録されている楽曲について、制作の裏話が語られていました。

この曲のコード進行を一部変える提案をしたyaffleさんは「大丈夫かなぁ…めちゃくちゃ怒られないかなぁ」と心配していたそうです。

楽曲アレンジはtATuにインスパイアされていた!?

藤井風さんから『きらり』の楽曲アレンジを依頼される際のイメージとして、t.A.T.u.(タトゥー) 『Not Gonna Get Us』 があげられたそうです。

「きらりは最初、無機質をテーマにしていた」という雰囲気が伝わりますね。

トトロに似ている?メロディが似ていると噂の曲

きらりのメロディに似ている曲があるという意見を聞いたので、どんな曲なのか調べてみました。

久石譲 『風のとおり道』

まずは、映画『となりのトトロ』挿入歌であるこちらの曲。
そのことについて藤井風さんご本人は、「自分でも思う」と語っていました。

ですが、プロデューサーのヤフさんとエンジニアの小森さんは違う曲に似ていると言ったそうです。
その曲が次の曲。

MONDO GROSSO 『LIFE feat.bird』

これについて本人は、「その曲を知らなかったし、あまりそうは思わなかった」とのこと。

メロディを変えることも考えたそうですが、、アレンジも曲も方向性が違うし最終的には「降ってきたから」大丈夫となったそうです。

『きらり』MV監督はSpikey John監督

2021年5月3日に曲がデジタルリリースされた『きらり』は、2021年5月21日にMVが公開されました。

今回のMVを監督されたのは、Spikey John監督です。
藤井風さんと同郷の岡山県出身。
『もうええわ』のMVも監督されています。

Spikey John監督は、ダークな雰囲気の作品が多いと言われていましたが、今回のMVはとてもさわやかな雰囲気に仕上がっています。

このMVにはサラリーマンや主婦や学生やオタクなど、いろんな立場の人が登場しています。
みんな最後には解放されて楽しくなるというコンセプトもSpikey John監督のもの。

「全てがきらり〜」の部分の振り付けについて「藤井風なら許される」という監督の名言もあったとか。

「無機質」と「振り付けのあるダンスを踊りたい」ということだけを藤井風さん本人が提案し、それ以外は全て監督が提案されたものだそうです。

リファレンス

このMVは当初「無機質」をコンセプトにしていたそうで、藤井風さんが最初のイメージとして出したMVが、Kylie Minogue(カイリー・ミノーグ)『Can’t Get You Out Of My Head(熱く胸を焦がして)』だそうです。

確かに、無機質という言葉のイメージが伝わるMVですね!

『きらり』MVの仕上がりについて藤井風さんは「オリジナルな雰囲気になっていて驚いたし嬉しかった。」と語っています。

バイクやダンスに「挑戦」!MVの制作エピソード

バイクの車種はHONDA CB400SS

マネージャーずっずさんがこだわったというバイクのカスタムは、埼玉県川口市のショップが担当されています。
オークションで落としたボロボロのCB400SSを、約1ヶ月という短期間でマットブラックに輝くあの状態に仕上げたそうです。

ショップのホームページには、カスタムされたバイクの解説や藤井風さんとの写真も掲載されていましたよ!

埼玉県川口市のモーターサイクルズ バーン

バイク免許について

かっこよくバイクを乗りこなす姿が魅力的なMVですが、藤井風さんはバイクや車の免許を何も持っていなかったそうです!

今回のMV撮影でのバイクへの挑戦は、免許を取得するため教習所に通い始める2020年9月から始まっています。
まだ『きらり』の楽曲すらなく、CMもMV決まっていない段階でずっずさんが「何となく」免許取得を提案したそう。

「教習所では何度も2ケツさせられた」と風さんも語っていて、その姿を教習所で見たずっずさんは爆笑だったみたいですよw
実技も学科も試験に落ちたそうです。

以前のTwitterでは、4月13日に無事に取れた免許証の写真が「盛れない」と投稿されていました。

ダンスの振り付けはTheQuickStyleが担当

今回のMVでは藤井風さん本人の「振り付きのダンスを踊りたい」という提案から、ダンスにも挑戦されています。
TheQuickStyle(クイックスタイル)というノルウェーのダンスグループが振り付けを担当しています。

この振り付けは、これまでの藤井風作品のMVやライブ映像から動きを研究して、藤井風にフィットする振り付けにされているそうです。
また、歌詞も翻訳して伝えられたそうで、歌詞の雰囲気も振り付けに盛り込まれているのがわかります。

『きらり』MVのロケ地はどこ?撮影場所を解説

気になるさん
気になるさん

MVのロケ地はどこなのかな?
聖地巡りしてみたーい♪

『きらり』MVの撮影場所は「幕張」と動画で解説されていましたね!
調べてみたところ「海浜幕張駅」のようです。

NTTビル広場

冒頭の階段シーンや最後のダンスシーンは「NTTビル広場」で撮影されています。

〒261-0023
千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目 ハイテク通り

ちなみにMVの冒頭部分、階段で寝そべっているスタイルは藤井風さん本人が提案したそうですよ。
寝そべり配信的なポーズは、藤井風さんらしさを感じられるポイントですね!

MVで着用していた衣装やスニーカーはどこのもの?

MVで着用されている白い衣装がさわやかで印象的ですよね!
きらりの雰囲気ににぴったりの衣装は、どのように用意されたのでしょうか?

スタイリストはShinichi Mita

『きらり』のMVの衣装は、三田真一(Shinichi Mita)さんというスタイリストの方が担当されています。
右側の袖や裾の部分の色合いがとてもキレイですが、これはペイントされていたんですね!

スニーカーはNIKE AIR FORCE 1

MVで着用のスニーカーも、白に散りばめられたペイントがさわやかで『きらり』にぴったり!
このスニーカーを履いて、軽快に踊る風さんがかっこいいです!

こちらは、NIKE『AIR FORCE 1 07 LV8【Paint Splatter】』。
インターネットでは各サイズほぼ売り切れ状態でとても人気の品です。

ピアノで弾いてみたい!コードや楽譜はあるの?

『HELP EVER HURT NEVER』に続き、2023年3月30日に『LOVE ALL SERVE ALL』の公式ピアノスコアが発売されました!

藤井風さんご自身が編曲と監修をしていて、巻頭には本人による演奏アドバイスが掲載されているそうですよ♪

実際に弾いてみることで、楽曲の新たな一面に気付けるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

たくさんの人に愛される『きらり』には、たくさんの想いが込められていたんですね。
藤井風さんの作品に対する熱い気持ちや新しいことに挑戦していく勇気、それを支えるスタッフの方々の愛情や努力も感じることができました。

音楽を聴くときには、藤井風さんとお揃いのピヤホンがおすすめ↓
音質がクリアなので、「耳元で風さんの声が聴けちゃう///」とSNSでも話題です♪

今回は藤井風さんの楽曲『きらり』についてまとめました。
藤井風さんの活躍をこれからも応援しています!

それでは、

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